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Re: 芍薬甘草湯



投稿者 深谷薬局養心堂

回答先: 芍薬甘草湯 投稿者 キャンドル

中医学では、本治と標治という概念があります。
本治は、病気の本質を治療するもので、病気の原因や体質などを治療するものです。
本治はあまり即効性はありませんが、ちゃんと治す事を前提としたもので、漢方の得意分野です。
これに対して標治は、病気そのものを治療するわけではなく、とりあえず症状を抑えるものです。
標治は即効性があるので、足がつるなどの急な症状の改善には良いでしょう。
ただ、本質を治療しているのではないので、標治と本治を組み合わせるのが良いでしょう。
芍薬甘草湯は標治のものです。
足がつる場合は、血流が悪い、筋肉の潤い不足、ミネラルバランスなどの原因が考えられます。
芍薬甘草湯を毎日飲むのではなく、体質や原因にあわせた本治のものを使うと良いでしょう。



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