切診

切診とは、身体に触って診断する方法です。
具体的には、脈を診る切診と、お腹を見る腹診、それから経絡や経穴の状態を
見る方法などがあります。
切診の中では脈診が一番大切です。

脈は、浮脈といって、体表に浮いた脈。
これは、邪が体表にある事を意味しています。
沈脈といって、脈が中に沈んだ状態。
これは、邪が体内にもぐっている状態です。

形状としては、突っ張ったような弦脈。
ストレスの多い時に見られます。
緊脈
弦脈よりももっと突っ張っています。
寒邪に犯された時などに見られます。
澀脈
血液の流れが円滑でない状態です。
淤血などの時によく見られます。
滑脈
コロコロと円滑な脈です。
妊娠時とか、生理前などに見られます。
また、痰湿が多い時にも見られます。

脈の部位としては、
寸 関 尺 に分けて考えます。
寸脈は、体表、上半身を意味しています。
また、左の寸は心を右の寸は肺を意味します。
関の部分は、お腹のあたりを意味していて、左の関は肝を右の関は脾を意味しています。
尺は、身体の下半身を意味していて、左右とも腎を意味します。

お腹をさわってみる腹診は、主に日本で発達しました。
みぞおちが硬い心下痞硬は、瀉心湯を使う目標になります。
脇の下が硬い胸脇苦満は柴胡剤を使う目標になります。
臍の下が柔らかい、感覚が弱いなどは、臍下不仁といって、八味丸の目標です。



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