投稿者 笹葉
現在、精神安定剤（ジプレキサ）を服用しているのですが眠気が強く、もともとは7時間睡眠だったのですが10時間～12時間近く寝てしまい困っていました。脾の力が弱いのだと思い、党参・白朮・黄耆を、地黄・酸棗仁・センキュウ・芍薬・牡蛎・小麦・釣藤鈎に合わせて、どれも1g～2g程度ですが黄耆は5gぐらい多めにして飲んでいました。8時間ぐらいで起きはするのですが、二度寝して12時間寝たり9時間だったりを行き来しているところです。
幻聴の症状があり、これが来る時は必ず眼瞼痙攣も併発していたので、芍薬・釣藤鈎で対応しようとしていました。芍薬甘草湯を作った時は、目を閉じている時の目の動きがゆっくりと鈍くなっていくように感じて、手応えを感じていました。地黄は精力のため、小麦と牡蛎・酸棗仁は精神安定のために用いています。
幻聴にやられ続けていたのもあって、ちょっとしたことでイライラしやすいという特徴もありましたので、肝気鬱結～肝火上炎を想定し、肝の気を流すセンキュウを最近加えていますが、これが幻聴に著効して、幻聴と一緒に来ていた耳鳴りも来なくなり、イライラするような、胸と腹の間であぐらをかいているイライラの気配が抜けていっている感じがしています。まさか幻聴にこれほど効果するとは思いませんでした。肝の気を流す当帰も、加えてみようかと思っています。幻聴の程度は今のままで十分満足はしていますが・・・
前置きが長くなってしまいました。寝すぎについて、睡眠時間を短くしようと思い「漢方 眠気」で検索していたら麻黄湯というキーワードが出てきました。エフェドリンという麻黄の成分が眠気を飛ばすと読み、コロナ対策で用意していた麻黄湯を、ジプレキサと一緒に飲んでみました。すると、寝ようと思えば寝れるのですが、ジプレキサがグーンと眠りに落ちさせようとする働きが押し返されている感じで、確かに眠気が飛んでいると実感します。
そこで、この麻黄湯を量を調整して1/4ぐらいずつ少なめにしてやってみようと思っているのですが、麻黄の成分が精神安定剤に影響を与える、というような情報が漢方の臨床記録にあったりはしないでしょうか。心配しすぎではあると思うのですが、一度お聞きしたく書き込みしました。よろしくお願いいたします。